鍵の寿命って?

人や動物に寿命があるように、この世に存在しているものの全てに寿命は存在しています。それは例え一見すると寿命が無いように思ってしまうような物であってもそうであると言えるでしょう。さて、そんな寿命のなさそうなものの中の一つに、鍵が入っていると思います。しかし、その鍵も当然のことながら寿命の存在しているものの一つなのです。ですが、鍵に寿命があると言っていみても、それがどれくらいの年数なのかは一般的に知られていませんよね。ではそんな鍵の寿命っていったいいくらぐらいなのでしょうか?

鍵の寿命は一般的な金属の寿命とは全く違います。金属は硬くて丈夫というイメージがあることから、かなりの年数が経過しても同じ形状を保ち続けることは想像がつきますよね。そのため、鍵についても同じ金属でできていることから、かなり長い年数が経過しても使い続けられるという幻想があります。しかし、それは全くもって間違いでしょう。なぜなら、ただ単にオブジェとして存在している金属と比べて、鍵は頻繁に使用する金属だからです。

1日の自分の行動を振り返ってみてください。そうすると、1日の中で何度も鍵を使用していることが分かると思います。仕事に行かれている人であれば、出勤時と帰宅時の2回は玄関の鍵を開閉するわけですから、それに加えて外出を頻繁にされる方であれば鍵を使用する頻度はかなり高くなるでしょう。これだけ毎日鍵を使用していると、たとえ頑丈な金属で作られている鍵であったとしても、金属疲れという状態になり、どんどんと磨耗してきます。そうなると鍵の開閉がしづらくなったり抜けなくなったりという目に見えた症状が現れることになるのです。この状態になれば、鍵を交換する、つまり鍵が寿命を迎えるということになります。

この鍵の寿命は一般的に10年ほどであると言われていますので、数年使用して、上記の症状が出ている鍵は交換を検討するのもいいでしょう。

標準